皆さん、こんにちは。奈良県大和郡山市でリフォーム・リノベーションやガレージ工事を手がけるトキハ工務店です。
私たちが住んでいる奈良は、古民家が多いことで知られています。
実家が古民家だけれども、空き家となってもてあましている。あるいは子どもをのびのびと育てたい、古民家をおしゃれにリフォームして自分らしい暮らしがしたい……と、お考えの方も多くいらっしゃることだと思います。
実は古民家リフォームは、あらためて人気を集めていることをご存じですか?
傷んだところを修復して古き良き暮らしを送るだけでなく、古材のダイナミックさを活かし、今流行りのブルックリン・スタイルなど男前スタイルに仕上げるのもおすすめです。
今回は、古民家リフォームの魅力や注意しておきたいポイントを紹介します。
■いまあらためて注目を浴びている古民家リフォームとは?
ここ1〜2年は土地や資材が高騰していることもあり、新築の発注件数は足踏みをしている状態で、リフォーム市場のほうが活気を呈しています。
ひと口にリフォームといっても、中古住宅、マンションなどさまざまですが、なかでも根強い人気を誇るのが、古民家リフォームです。
日本家屋に特徴的な土間や縁側のある暮らしは、マンションや普通の中古物件では味わえないおおらかさがあります。そして古民家の黒光りする柱や梁(はり)には長い時間が刻まれており、戦後に大量生産された住宅とは一線を画する魅力があります。
ストック型社会の欧米では、古いものほど価値があるとされており、日本の古民家や古材は、外国でも垂涎の的。
私たちが暮らす奈良には、まだ、そんな宝のような古民家がたくさん眠っているのです。
では、実際に古民家リフォームのメリットについて解説します。
■長い時間を宿す古材の魅力……古民家リフォームのメリットとは?
古民家リフォームのメリットとして、古材の希少性が挙げられます。
今では採れないような太い良材がふんだんに使われており、材の1本1本には、その土地で長年にわたって育まれた歴史が宿っています。
風格ある古材は、はっとするほど魅力的ですし、眺めているだけで時間が過ぎてしまうような、なんとも言えない深い味わいがあります。
そして古材が組み上がった空間は、実にダイナミック。現代で同じような空間をつくろうとすると、目が飛び出るようなコストがかかります。
材料が太く、強度が高いのも特徴で、たとえ壁や床は傷んでいる場合でも、構造となる柱や梁は十分に使えるというケースが多々あります。
このように柱や梁が丈夫で間取りの自由度も高いので、リフォームによって現代的な利便性のある空間につくりかえることもできるのです。
もう一つうれしいのが、税金の話。固定資産税は築年数に応じて減額され、25年以上経った物件は最大限の減額が受けられます。古民家ならこの減額条件に該当するので、新築や築浅の中古よりも税金の負担が少なくて済むのです。
■古民家はブルックリン・スタイルとも相性がばつぐん!
そして古民家暮らしをするうえで大切なのが、インテリア性。
黒光りする太い柱や梁は、さまざまなインテリアとマッチします。
実際に日本在住の外国出身の方たちにも古民家は人気で、古民家の良さは活かしながらインテリアを洋風にしたり、薪ストーブを入れて楽しむケースも。
モダンな家具や照明器具を採用すると、和と洋が響き合って素敵な空間になりますよ。
そして古民家は、意外にもブルックリン・スタイルや北欧インテリアとも相性がばつぐんなのです。
特にブルックリン・スタイルは、古いレンガや真鍮など、時間が宿る素材を組み合わせてつくるスタイル。古民家も、同じように長い時を経た材料が使われていますので、和と洋の垣根を超えて、刺激的でありながら、統一感のある空間になるのです。
もちろん畳や障子を活かして和風にすることもできますし、既存の建具の状態が良ければ、洗い直して再利用したりアレンジすることも可能です。
新築とは異なり、古民家の状態によって臨機応変にデザインを考えていくのも楽しいですね。
古民家はもともと地元の木や土を使って建てられたものなので、現代の自然素材を使ったリフォームもおすすめです。新しく用いる素材も、いずれ経年変化で古材としっくりとなじむので、気持ちの良い空間になりますよ。
■古民家リフォームで注意したいポイントとは?
古民家リフォームは物件の状態にもよりますが、基本的に耐震補強と断熱対策は必要であると心得ておきましょう。
古民家の柱や梁そのものはきわめて頑丈ですが、現在の耐震基準に見合った対策を講じておくと安心です。
今は壁量を増やしたり壁に筋交いを入れることで、柱・梁だけでなく、壁でもしっかり支えるのが、最近の古民家リフォームのスタンダード。
そして壁・天井には断熱材を入れ、窓も気密性の高いタイプを採用すると、厳しい夏・冬でも快適に過ごすことが可能です。
すでにおもちの物件をリフォームするのではなく、新しく古民家を購入する場合は、雨漏りや、基礎など家を支える部分に腐朽がないか、建築のプロに見てもらったうえで決めるとリフォーム費用も抑えられます。
■おしゃれな古民家リフォームはトキハ工務店にお任せください
古民家リフォームは、自然素材はもちろん、ブルックリン・スタイルなどのアメリカン・テイストやヨーロピアン・テイストとも相性が良く、通常の中古物件にはない魅力的なリフォームをすることができます。
トキハ工務店は、自然素材の扱いに長けており、さらにブルックリン・スタイルやヴィンテージ・スタイルなど男前インテリアも得意としています。
古民家リフォームでは欠かせない構造についても、長年の経験を活かして適切な判断をいたします。
古民家は新築の規格住宅とは異なり、1軒1軒の状態に応じた判断や施工が求められるので、ことのほか経験と技術を要するリフォームです。並の工務店では手に負えないということも、施工力・提案力に定評のあるトキハ工務店に安心してお任せください。
地域密着型をモットーに掲げ、定期的に状況を確認する徹底したサポート体制にも、多くの喜びのお声をいただいています。
ほかにもさまざまなリフォームやデザイン、ガレージ施工も手がけておりますので、住まいのお悩みがあればお気軽にご相談くださいね。