皆さん、こんにちは。奈良県大和郡山市でリフォーム・リノベーションやガレージ工事を手がけるトキハ工務店です。
以前のブログ(https://tokiwa-builders.jp/blog/category2/143855)で「インダストリアル・スタイル」をご紹介したところ、多くの声をお寄せいただきました。
リフォームを考える上で、もっとこのスタイルについて知りたいとのご要望に応えて、今回はさらに深掘りしてご紹介します!
■あらためておさらい! インダストリアル・スタイルの由来とは?
「インダストリアル」は、工業や産業を意味する英単語。「インダストリアル・デザイン」は、機能的かつ合理性のある工業デザインを意味します。一方でインテリアの世界においては、工場や倉庫をイメージさせる空間スタイルが「インダストリアル・スタイル」と呼ばれています。
インダストリアル・スタイルの発祥地はアメリカで、工場や倉庫は、コンクリートの躯体(床・壁・天井)をむきだしにしたり、無機質な鉄骨や配管を現しにして、余分な装飾をしないのが一般的。これを住宅にアレンジした、武骨でクールなイメージが根強い人気を誇っています。
■インダストリアル・スタイルが男性・女性問わず支持されるのはなぜ?
けれども工場や倉庫のような空間に住むのはちょっとためらわれて……と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、クールなカフェを想像してみてください。
グレーの土間があり、躯体や配管はむきだしになっているけれども、ほどよく木を使ってハードな印象をやわらげていますよね。
「インダストリアル・スタイル」は一見、男性向きのスタイルと思われがちですが、女性からも支持されています。
素材の組み合わせやデザイン次第で、男性好みの武骨でハードな雰囲気にもできれば、女性にとっても居心地のよい、シンプルでスタイリッシュな雰囲気にもできるのが魅力です。
■インダストリアル・スタイルに仕上げるリフォームのコツは?
コンクリートや鉄など無機質な素材が印象的な「インダストリアル・スタイル」ですが、鉄筋コンクリート造やマンションのみならず、木造住宅でもインダストリアル風にリフォームできます。
第1のポイントは、色調は白やグレー、黒といったモノトーンをベースにすること。
それだけでは味気ない、という場合には、色を加えることも可能です。
第2のポイントは、バランス良く素材をミックスさせること。
木造住宅なら、キッチンや室内窓・建具といったところで、鉄やタイル、ガラスなどの素材を使ってみましょう。ちなみにキッチンまわりは配管を壁の中に隠さず露出させると、インダストリアル感が格段にアップ。配管を壁内に隠ぺいしないことは、工事費のコストダウンにもつながります。
第3のポイントは、デザインと機能性を上手に調和させること。
工場のように、ヒビ(クラック)の入ったコンクリートの床も味わいがありますが、住宅内は靴下を脱いで素足で歩くこともあるので、「インダストリアル・スタイル」でもフローリングを選ぶ方も多くいらっしゃいます。
その場合は、赤みと黄みのバランスのよいオーク材を選ぶとよいでしょう。もちろんダークなチークやマホガニーにして空間を引き締めたり、赤みがかったチェリーで個性を出すのもよいでしょう。
もちろんフローリングではなく大判の床用タイルや土間仕上げにして、ストレートにインダストリアル路線を狙うのも有り。こうした仕上げは掃除がしやすく、さらにペットが歩きやすいメリットもありますよ。
ちなみにクッションフロアでも、コンクリート風の表情をもつタイプが登場しています。
■インダストリアル・スタイルなリフォームは、トキハ工務店にお任せください
トキハ工務店の代表は、インダストリアル・スタイルが流行る前からこうしたテイストを愛好しており、うわべだけではない本物のデザインが可能です。
内部構造のしっかりした施工を徹底しておりますので、安心してご依頼ください。
地域密着型がモットーで、ご予算を踏まえたうえで最高のご提案をいたします。
家全体をインダストリアル風にするのは家族が乗り気でなくて……という場合は、ワークスペースや書斎、個室やガレージなどでチャンレジするのも手。こうした部分リフォームも承りますので、お気軽にご相談くださいね。