皆さん、こんにちは。奈良県大和郡山市にリフォーム・リノベーションやガレージ工事を手がけるトキハ工務店です。
いよいよ梅雨入りも間近となってきました。雨が続くと気分がどんよりするだけでなく、住宅にもさまざまな問題が生じてきてしまいます。
そこで今回は、梅雨の時期でも快適に過ごせるリフォーム対策をご紹介いたします。
■湿気が溜まりやすい家の特徴とトラブル
湿気が溜まりやすいお住まいは、風通しが悪かったり日光が入らない環境になっていることが大半。屋内の湿度が高い状態が続くと、カビが発生しやすくなります。湿気くさい、と感じるようになったら要注意。すでにカビが発生して臭いを放っている証拠です。
カビは人体に良くない影響をもたらすだけでなく、家屋の基礎や土台などの腐蝕やシロアリの発生を招いてしまいます。湿気は住まいにとっての大敵。梅雨はもとより、普段から湿気を溜めないことが大切です。
■湿気が溜まりやすい場所と湿気対策
カビが繁殖しやすい条件は、70%以上の湿度、15~30℃の気温、そして食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニなどの栄養分で、これらの三つの条件がズバリ揃うのが梅雨時です。
とりわけ湿気が溜まりやすいのは、洗面・浴室、キッチンなどの水まわり。風通しを良くし、衛生に留意してカビの発生を防ぎましょう。
また日当たりの悪い北側の部屋やクローゼット、押入れも要注意。下駄箱や床下収納も風通しが悪く湿気が溜まりやすい傾向があります。
お手軽な対策として除湿機や市販の除湿剤、重曹の使用が挙げられますが、これらはほんの一時しのぎ。抜本的に解決するならリフォームが確実です。
■湿気がたまりにくいリフォームをしておくとより安心
まずは湿気を解消するとともに空間の雰囲気も一新できるのが、壁や床材など素材のリフォームです。湿度の高い時期には湿気を吸収し、逆に乾燥しがちな時期には湿気を放湿してくれる、無垢のフローリングやエコカラットなどの機能性タイルを用いましょう。複合フローリングは一見木のフローリングに見えますが、湿気でダメージを受けてぶよぶよになってしまいます。無垢フローリングは梅雨時でも足元がさらりとして冬場も冷たくなりません。
また珪藻土や漆喰などの調湿性能の高い塗り壁材を使うのもおすすめ。帰宅するとわが家は空気が違う……という声も多数あがっています。
もう少し踏み込むのなら、床下の湿気対策にも取り組んでみましょう。湿気防止シートや床下換気扇の設置などが有効です。床下換気扇は外気と床下の空気を循環させフレッシュな状態に保つので、湿気対策にはうってつけです。
窓も、経年で建てつけが悪くなり湿気や雨が室内に染み込んでしまうケースがありますので、性能のよい建具に交換を。アルミサッシ・樹脂サッシはもちろん、最近では気密性の高い木製窓も開発されています。さらに二重窓にして断熱性を高める手もあります。
浴室は天井部分にカビが生えやすく、しかも掃除がしにくいのでパネルやフィルムに張り替えるのが得策。予算に余裕があれば壁・床もいっしょにリフォームするといっそう効果的です。
■湿気は梅雨だけでなく冬も大敵に!お悩みの方はトキハ工務店にご相談ください
実は湿気は梅雨時だけの問題ではありません。冬も、室内と外気の温度差から結露が生じやすく、窓まわりがビショビショになってカビが発生しやすくなります。したがって湿気は通年の問題であると心得ておきましょう。
ただどんな方法が有効なのかわからない……とお悩みの方も多いことでしょう。そんな場合は地域密着型のトキハ工務店にご相談ください。
代表をはじめベテランの大工さんが、内部構造からデザイン、素材を熟知。施工後はお客さまとLINEを交換し、定期的に状況を確認する安心のサポート体制に定評があります。施工後、お客さまから「任せてよかった!」と嬉しいお声をいただけることもしばしば。
デザイン的にもあらゆるスタイルに対応可能で、ブルックリン系やインダストリアル系も得意。湿気がこもりがちな収納リフォームも、スタイリッシュなデザインでご提案可能です。お悩みの方はどうぞお気軽にご相談くださいね。